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横浜中華街 日本の中の中国
china town


4月、新年度、始まりの季節ですね。いかがお過ごしですか。
今回は、3月に訪れた横浜 中華街の様子を紹介します。
みなとみらい線の終点、元町・中華街駅、
地下からの階段を出ると、いきなり中華街の入口です。



朝陽門
日の出を迎える東側の門で青が基調です
美しく壮麗ですけれど派手です
ここは日本人の感覚を捨てて
異国情緒を楽しんだ方がいいですね
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通りに入って見上げればの頭像
は神聖な霊獣です
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視線を落とせば周りは「食」で溢れています
この海老は恐らく
豪華な食事をイメージしているんだと思います
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この鳳凰(ほうおう)飾りのすぐ下でも
屋台風の売り場が出ていました
それにしても、商売繁盛の守り神は混沌の中にじっとしています
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さて、狭い通りに入ってみましょう
ここでも孫悟空が派手に迎えてくれました
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薄暗い通りは
千と千尋の世界です
何が売られているんでしょうか
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唐辛子は魔よけで
鯉は開運ですね
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ほう、中国服
中国では赤がめでたく好まれる色
そして盛りだくさんの模様・・・
この服を「見ているだけ」と「着てみる」では、きっと大きな違いがあるでしょう
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中華街は約150年の歴史があるそうです
戦争を挟みながら
たくましい華僑の方々の情熱を感じます
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爆竹
何と youtube で仕入れた知識では
春節の時期、低空にいるお金の神を
撃ち落とすんだそうです
祈りではなく、もはや強奪の域にいませんか
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こちらは可愛い金豚
マスコット、兼貯金箱です
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パンダは友達が沢山いる印(しるし)
お金も友達の多い方がいいですか・・・
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うーん、色々ありました
違いますね
でも面白かったですよ
近いうち、第2弾をやりますか
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中華街の歴史は江戸末期に始まるといいます。
たくましい中国人たちは世界の国々に乗り出し、日本にも居住したわけです。
横浜は足しげく訪れる場所ですが、この中華街にはなんとなく足が遠のいていていました。
思えば今回が初めての訪問です。うぅぅん、なかなかの喧騒の中で人々は食べ歩きを
楽しんでいました。お店の人の呼び込みが活気を帯びていて、中国語も飛び交っています。

日本の中の中国、KJの写真で楽しんでいただけましたでしょうか。

tag : 横浜  中華街    鳳凰  孫悟空  community : 写真 : 街の風景
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春が来た!
190_春が来た!


日本のほぼ真ん中ぐらいにある関東は春の訪れが北国に比べると早い。冬が厳しかったわりには春が暖かく、桜も散り始めているとか。これから季節は寒暖の差が激しくなっていくのだろうか。




2月中旬の森の中、すでに光に春を感じる
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水仙は春告げ花
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水の反射、光の球
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さわやかな緑の間を流れる水、「春が来ましたよ」という声が聞こえてくる
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あじさいをまねているような光の球
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スノーフレークは3月の花
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クリスマスローズ、静かに頭を垂れて
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ヒヤシンス、青がすがすがしい
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白いボケ、花が終わって若葉を出し始めた
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水仙も品種が多く、この花は陽性で華やか
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We have beautiful Japanese words. 花冷え(hanabie) is one of them.
It means coldness in the season of cherry blossoms.
We can say cherryblossom chill.

It was 'hanabie' just on the 21st of Vernal Equinox Day.
It was freezing. It even snowed.

From now on it will be possible to see a lot of cherry petals
falling, which is called 花吹雪(hanafubuki).
Another beautiful Japanese word.





春の訪れ方は、年々変化してきているように思います。光、暖かさなどのプラスイメージばかりでなく、春の嵐、花粉、黄砂等々、マイナスイメージも加わって来ています。それでも、新芽が顔を出し、桜がほころび出すと、心が浮き浮きと動きだしますよね。そして、新緑、新学期、五月の空へと、季節は進み、気分は上昇して行きます。個人個人の諸事情で、そうはならない場合もあるでしょうが、巡る季節の恩恵はいつでも誰でも受けられます。

ETの写真と共に、春の明るさと温もりが皆さまにも届きますように。

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小田原城 刀が道を歩いていた時代
189_小田原城

まだ風の冷たい2月、快晴の日を狙って、小田原城に行ってきました。

北条氏に始まり、幾多の攻撃、地震による倒壊を経た後も天守(閣)は持ちこたえましたが、
一旦、明治に解体の憂き目にあいます。
現在の城は、解体後再建されたものです。

建築は新しくなっても、城内のそこここに、積み重ねられた歴史の匂いが漂っています。


2月の空が、銅門(あかがねもん)に、冷気を届けて来ます
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内側から臨む銅門
太い冠木(かぶき)
眩しい漆喰の白
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名の由来となった
銅の飾り金具
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門の壁に穿たれた狭間(さま)
今はもう外側に敵はなく
のどかな堀が横たわるのみ
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門と共に立ち続ける
巨木のビャクシン
樹齢不詳に
遠い時を感じます
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再び空を見上げれば
端正なパターンが
幾何学模様を描いていました
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階段を昇りつめ
本丸に辿り着くと
SAMURAI館があります
観光に身を委ねていても
そこには刀が道を闊歩していた時代の空気が充満していました
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鯱鉾(しゃちほこ)の尾と頭
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暗い照明の中
甲冑(かっちゅう)が黙って着座していました
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主(あるじ)のいない籠手(こて)が
肉の温もりを求めるように
鎧の大腿部に置かれ
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日本刀の反射光が
微かに何かを呟いていました
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死は道端に転がり
武将の野望が轟(とどろ)いていた
ケースの中の道具達が静かに告げています
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城と共に年を重ねたビャクシン
過ぎ去った光景の匂いが
緑の葉先から漂って来るようです
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SAMURAI館の兜や甲冑は素晴らしい工芸品です。
命を守るために身に着ける鎧ですから、当時の作り手は心をこめて、
一針一魂の心意気で作り上げたのでしょう。
素材やそのつなぎ方には工夫が施されて、出来上がりは、まさに芸術品です。

歴史を伝えるものをみる度に人間の能力に希望と感動を覚えます。

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温室のアート
186_温室のアート


冬のある日、寒いので、寒くない場所はどこだろうと考えて、近くの温室に行く。温室には熱帯植物が育つので、温度は高めだ。コートを着ていると暑い位だ。しめしめ。環境が整わないと、落ち着いて撮影出来ない。ひ弱なフォトグラファーだ。

今回はアートな(またはアートと思われる)視点で撮影。





シダ類なんだろうな
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うーん、これは面白い!サボテンの茎
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これは一般的なサボテン
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この植物も名前はわからない、迷路のような枝ぶりが気になってシャッターを切る
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自然な彫刻のトゲトゲトゲ
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これもサボテンらしい、鉢の茶色が効いている
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大きな葉っぱ
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愛嬌のあるサボテン、頭のフワモシャがかわいい
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ソテツの葉みたいな葉、自由に、きままに
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Basically I always want to take an artistic shot
wherever I go.
So I have a tendency not to show its chracteristics
of the place.
Sorry!




冷たい風に吹かれた後、温室に入ると人間はほっとしますが、冷え切ったカメラやレンズは結露して少しの間抵抗します。
「おれたちは精密機器なんだぜ。こんなに温度差があったら働けないよ。」
と、レンズに白い水滴の膜を張ります。そんな時でも、ETはめげずにシャッターを押して写真を撮ります。1枚目のシダがそうですね。これはこれで面白い。手間いらずのソフトフィルターです。まあ、それにしても大切な道具達ですから、帰るとすぐ手入れをして乾燥した場所に置きます。カメラにレンズ、いつもお世話になってます。

tag : 温室  熱帯植物  サボテン  トゲ  アート  community : 写真 : 撮ってみた
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冬に水はきらめく
187_冬に水は煌めく



3月に入っても川の水はまだまだ冷たい・・・10℃にならないかもしれません。
今回は、相模原市の道保川公園の水に焦点を当てました。
ここの水は、地下水、湧水なんですね。
冷たく澄んで、きらきら反射する水をどうぞ楽しんでください。


ゆらゆら揺れる水草
一瞬一瞬が違う動き
いつまで見ていても飽きません
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水辺の植物を縫って流れる水は
光の粒を運んで行きます
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流れの行き着く池にはがいて
人を発見すると寄ってきます
餌目当てですね
冷たい水の中でも達は生きて行かねばなりません
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側に来てこちらを観察しています
・・・こいつ餌持ってるんか
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生憎何も持っていませんし
園内は餌付禁止です
何もなければ達は
踵(きびす)ならぬ尾びれを返します
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太陽は水面で分身
一つ一つが太陽の子供です
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天の川のように光は散り
の背で臨時の「座」が出現しました
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園内には日本水仙
この花は冬の香りがします
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こちらではカルガモ
羽繕い兼、頭かき
冷たい水の中でたくましいですね
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カモが去って静寂が戻りました
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この湧水の流れにはホタルが生息します
幼虫は水中で冷たさに耐え
泥まゆをつくる時期を待っています
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午後の太陽が傾き始めました
そろそろ散策も終わりです
寒かったですが、また来ますよ
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水流というのも面白い被写体ですね。
自然の芸術と言えます。
わたし(ET)もいつかこれぞという写真を撮ってみたいと思います。

tag : 道保川公園    ホタル  カルガモ  community : 写真 : 季節の風景
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山十邸のひなまつり
188_山十邸のひなまつり


明日はひなまつり。女の子たちの人形遊びから始まって、長い年月をかけ日本の伝統的な行事となった。健やかに幸せになりますようにとの願いがこめられたお節句だ。子供の頃ひな壇に広がる世界に胸がときめいたものだ。

各地の古民家では艶やかに華やかにおひなさまが飾られている。神奈川県愛川の山十邸もまたしかり。山十邸のおひなさまを楽しんでいただきたい。







初めの初め、ひなまつりは女雛と男雛の1対だけで始まったと言う。今回は女雛に焦点を当てて
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衣装はもちろんのこと扇子などの小物にも凝っている
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角度を変えて、上から
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つるし雛は庶民のもの、一つ一つの飾りを手作りしたという
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赤い椿は優雅で美しくなりますようにとの願いが込められている
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これは三角の薬袋、病気になりませぬようにとの思いが詰まっている
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しあわせの巾着、しあわせの夢がいっぱいにふくらんで丸くなる
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あかんぼのつるし雛、元気に丈夫に育っておくれとたんと、たんとぶら下がる
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格子からつるし雛を臨んで
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The world on the tiered platforms must be imaginative and enjoyable
for girls.
There are lots of miniature things like bowls, tables, drawers and
carts, etc. with Hina dolls.
The world is like a different version inside doll houses.
Even for me, it's fun to look at.




男兄弟で育ったぼくにとって、ひな祭りは本当に別世界の事のように思われました。ひな人形も、プラモデルの女の子バージョン位の理解でした。しかし、ETも書いていますように、人生に暗い影が進入して来ないように願う祈りの儀式と考えるなら、男子にとっても勿論、生を受けた人全員にとって大切なお祭りに思えて来ます。「ミニチュア」の世界に込められた願いが、皆さまのもとにも届きますように。

tag : ひなまつり  つるし雛  巾着  椿  薬袋  community : 写真 : 季節の風景
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ピグマリオン 彫像の乙女たち
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今回は、人物像を集めてみました。先ずは、「PAW(パウ)」、福島、奇跡の1本松の保存プロジェクトにも加わった、造形物を制作する会社です。PAWの作品が、相模原駅に展示されていたのを撮影して来ました。
次は、地元相模原公園のグリーンハウスにある、恐らくブロンズ製の乙女像です。彫像自身の呟きを言葉にしてみました。

神話時代、キプロス島の王、ピグマリオン
自分の作った乙女ガラテアの彫刻に恋をしました
ピグマリオンの願いを聞き入れたアフロディーテは、ガラテアに命を与えました

<<PAW>>
誰でもいい
わたしのピグマリオンになってくれるなら
わたしを人間にしてくれるなら
この指先が肉となって踊り出す時
血の中には弾けんばかりの喜びがあふれているだろう
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願いが叶うとしたって
おれは、人間になんかなりたくない
このままでいい
1回生きたら、死ななきゃならない
死んだら、こうして立っている事もできないだろ
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あなたはひねくれているし
人間になったことないでしょう?
わたしたちには分かるわ
体を動かす事は喜びなのよ
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どうも、ありがとう
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<<グリーンハウス>>
こんにちは、蛙さん
いつもそこにいてくれるのね
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ガラテアのように人間になれるとしても
肉として生きる事が喜びとしても
わたしはこのままでいい
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あなたたちを置いては行けない
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地上にある像がみんな生きて動きだす日まで
何千年も何万年もわたしはここに立っている
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人間になりたい、という憧れは、アンデルセンの「人魚姫」にも出て来ます。
思いを遂げられなかった人魚姫は、風の精に生まれ変わり、
再び、人間への憧れを持ち続けます。
微かな微かな可能性がいつもあるのですが、
それは結局、いつも破綻し、憧れは壊れ続けて行く・・・何か、とても切ないんです。
精霊や像に掛ける言葉はありませんが、
何かきっといいことあるよ、と胸の内で静かに祈りました。



少し真面目になっちゃいますが、祈りについて一言、言わせてください。
祈りには力があるのか、あるのではないか、という確信に似たものが常に心の底にあります。
ピグマリオンの願いを聞きいれたアフロディーテの話は何かを暗示しているのではないだろうか、
人魚姫の切ない願いも、いつかは聞き入れられるのではないかとひそかに思っています。
さらに、人々の願いも祈りの強さが大きければ、受け取ってもらえるのではないかと
考えています。

ちょっとオカルティックですかね。

tag : ピグマリオン  アフロディーテ  ガラテア  PAW  community : 写真 : 撮ってみた
彫刻 像 | comment 0 | trackback 0 Top ↑
日々のひとこま
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今日の写真は生活の匂いが強い。撮影場所は我が家。家の中をあちこち歩き回って面白いものが目につくとシャッターを切った。家の中にも被写体はたくさんある。





針箱
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野菜籠
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風に揺れる洗濯ハンガー
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洗面所の壁紙
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風呂場のシャワー、前にあるのはやはり洗濯ハンガー
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ウォーキングクローゼットの帽子
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電子本の鬼平犯科帳、結構のめり込んでいる
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プラモデルの恐竜、エアコンの下で揺れている
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ETのEとKJのKの積み木
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ミニオンのメル、「何をやっているんだい」と覚めた目で見つめている
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Unexpectedly there are photographic subjects around us.
They have various interesting expressions.
It's also fun to take photos inside our own house.





凍えんばかりに美しい風景を写真に収めている方々は沢山いらっしゃいますが、ETとKJの二人は、余りに寒いと外出しません。春を待つ間、被写体は、室内で探す事が多くなります。まあ、そんな寒がりにも、物達はフォトジェニックな装いでサービスしてくれます。どうやら、生活の匂いとアートは、ETの写真の中で、お友達のようですね。



tag : 帽子  ミニオン  電子本  針箱  community : 写真 : 何気ない日常の写真
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生命の星 地球博物館
183_地球博物館

小田原にある「生命の星 地球博物館」に行ってきました。2度目です。ここには、沢山の標本や剥製が展示されています。館内の照明は暗く、展示された生物はみな命の抜け殻ですので、何の準備もなしに見ると、不気味な場所に来てしまったような印象を持つかもしれません。でも、ここは展示された元生物を見て、彼らが生きていた時代や環境を思索し想像する場所なんですね。

今回は、小学5年生のB君とGさんに案内してもらいました。

<ホールにて>

B君(以下略) 「ほら、こいつ、チンタオサウルスって言うんだってよ。でっかいな。」
Gさん(以下略) 「なんでそんな変な名前付いてるの?」
「中国で見つかったんじゃないの、ミーハオっていうじゃん。」

(「チンタオ」とは発見場所、中国山東省の都市、青島のことだそうです)
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<1階 展示室>

「こいつは、翼竜だよな。恐竜の時代に空を飛んでいたんだ。」
「あんた、今日は骨ばっかりみてるつもり?」
「いや、なんでこんなに頭がでかいのかなと思って。」
「・・・そうねえ、アンテナみたいに見えるわねえ。」
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「おお、こいつ、なんか、ロボットみたいじゃん。」
「また、骨の前で立ち止まって。」
「人間もこんなだったらよ、箸なんていらないぜ。くいっと頭を伸ばせば何でも食べられそうだ。」
「あんたがそんなだったら、私、絶対そばに行かない。」
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ピラルクか、こんなのが川にいたら、ちびるかもな。」
「やだ、夢に出そう・・・」
「人は襲わないみたいだぜ」
Gさん、後ずさり
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「おお!サメだ、すげえ歯だ。なにかじっても、歯はいつも中から生えてくるんだってよ。歯磨きしないでいいんだよな。」
「・・・サメになりたいの?」
「うーん・・・」
B君思案中
「考えてるってことは、少しはなりたいわけ?」
「うーん・・・」
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「こんなに鳥が飛んでたらちびるぜ。」
「さっきから、ほんとにちびったんじゃないでしょうね。」
「いや、鳥ってほんとに体が軽そうだ。空気で出来た生き物かも。」
「ほう、あんたにしては、なかなか。」
「鳥って、飛びながらおしっこするんだってよ。」
「まさかあんた、今度は鳥になりたいわけ?」
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<長いエスカレーターに乗り、3階へ>

「あっ、なんか硝子がきれいだわよ。」
「まあな、さあ行こうぜ。」
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「ほら、こっちも。なんかほっとするわ。」
「まあな、こっち来てみろよ。」
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「ぎゃあ、なにこれ。」
「鳥のヒナの化石じゃないか。埋まった後、泥が首を曲げたんじゃねえの。」
Gさん無言
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「これ、見たことあるぞ。コサギって言うんだってよ。肢の先が黄色いじゃん。」
「なんか、幽霊みたいだけど、私だんだん慣れてきたわ。」
「この白い首の中にさっきみたいな骨があって、外側に筋肉や羽、それで魚を捕まえるって・・・生き物ってすげえな。」
「誰がつくったのかしらね。」
「おれじゃないよ。」
「そんなの言わなくたって知ってるわよ!」
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<ふたたび1階ホール>

「もう、ここに戻ってきた。なんかすげえ遠くから帰って来たような気がする。」
「お昼にしましょ。リュックにおにぎりがあるわよ。」
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生命40億年の時間旅行、それに生物一つ一つについての思索旅行、博物館はその気になりさえすれば、いつまででも留まっていられる場所です。小学5年生の2人の心に沈んだ思いは、何年か後に形を変えて現実化するに違いありません。




生命の星 地球博物館は過去に3回取りあげました。特にKJが気に入っています。興味がありましたら覘いてみてください。最初はこちら、次はこちら、最後はETの違う視点でこちらにあります。

tag : 生命の星  地球博物館  チンタオサウルス  ピラルク  community : 写真 : 撮ってみた
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冬のかけら
182_冬のかけら


のかけらを集めるように、シャッターを切った。冬枯れの景色はどうしても暗い印象を醸し出す。そうならないように写真を並べたのだが、いざいざどんな雰囲気を作り出せたか。






南天の赤い実、の赤はひときわ喜ばしい

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あやめじゃないかと思うのだが

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アート冬枯れ

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枯れ葉

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なんとなくヨーロッパの雰囲気の建物

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美大のそばのコンビニカフェに並ぶ自画像

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夕暮れの実

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ジンジャーリリー、香りのよい花は終わってしまった

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水道路の夕暮れ

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怪獣のような柿の木

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Without knowing, this blog has also turned out to be a winter series
following the previous KJ's one.
Despite that, I hope you could enjoy each of them.




「花が咲き始めたから撮影に行く」が春や夏だとすると、は、「花はないけれど撮影に行く」となるでしょうか。花の明るい色彩が去った景色を眺めていると、自然に内省的な気分になります。澄んだ冬空、冷たい外気も関係していると思います。胸に冷たい透明な冷気が入り込み、荒野に立つ孤独な人になって、シャッターを切ります。それにしても、ETの写真は、決して暗くなりませんね。やはりこれは人柄でしょうか。人柄が透けて見えてしまうなんて、写真は恐くて、そして面白いです。



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