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洋館 光と影 山手111番館
197_洋館 光と影





光溢れる5月ですね。今回の写真は、横浜の山手111番館で撮影したものです。
建物の内部には、必ず光と影があります。
現代風の建売住宅だと、中は明るいですが、影の在り処が少なくなっているような気がします。
それに比べて、日本の古民家や、横浜の洋館には、たっぷりと影があります。
今回は、光と影が織りなす雰囲気を、どうぞお楽しみください。


山手111番館の庭にはこの季節
花が咲き誇っています
八重の西洋オダマキです
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斜面を利用して作られた地階はカフェ
お茶とケーキは頂きそこねました
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邸内の水場には
明るい光が射し込んでいます
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光を背にした二人の天使
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眩しい踊り場と
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建物設計者の奥さん
柔らかい光の中で
微笑みが浮かび上がります
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仄暗い小シャンデリア
光より影を放射しているように見えます
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暗がりへ向かう光の縁に
天使の胸像
闇のかすかな呟きが
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鳥かごからも
聞こえてきます
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再び窓辺が現れます
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拡散する光と影に包まれ
バラの黄が安らいでいるようです
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古い建物からかつて住んでいた人の息吹を感じるのが好きです。
横浜の洋館は人気のある場所で、いつもたくさんの人で溢れています。
昔の人々の温もりと今ある人々の活気、
二つのクロニクルを同時に見ているようでなかなか面白い!

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tag : 山手111番館  オダマキ  community : 写真 : 街の風景
横浜 | comment 0 | trackback 0 Top ↑
あかとあお
196_あかとあお


鳥は色が分かると言うが、楽しむ事はできないだろう。犬の世界は白黒だと聞く。色を理解し、楽しむ事が出来るのは人間だけかもしれない。撮影する時は構図も気になるが、色に引っ張られることもしばしば。

今回は赤と青に焦点を当てて写真を並べてみた。色の対比のおもしろさを味わっていただけたらと思う。





光の玉をバックに青のアジサイ
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赤く燃える彼岸花
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広く青い空に米粒ほどの鳥が飛ぶ
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池の、淡い青と錆びた赤
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くりりんとしたサクランボ
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パチンコ屋さんのロゴ
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くらげの赤も錆びた赤
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年季の入った鈴のない鈴の緒(すずのお)
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鍵穴のある青い扉
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イングリッシュガーデンのバラ
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The other day KJ and ET went to OISO again.

If I (ET) were to compare OISO to a color,
it would be sophisticated gray.
Though it's kind of desolate and quiet,
you could find interesting subjects to take a shot of.

Sophisticated gray is a really chic color.




沢山の色があちこちにあると、見た目はとても賑やかですが、打ち消しあって色の声は聞こえてきません。写真で強調する色が絞られていれば、声が聞こえてきます。赤は一言で言うとしたら、「おれ、元気だぜ」ですかね。青は、「こちらにおいで」でしょうか。皆さんは、ETの赤と青から、何を感じられましたか?

そうですか、大磯は「しゃれた灰色」ですか。確かに、外見の印象は渋めですが、カフェのケーキなどは、味がしゃれていましたよ。便利、何でもありのスーパーが少ない分、個人商店がまだ生きているんですね。何だか、とても懐かしい・・・また、大磯のぶらぶら散歩に行きますか。

tag : アジサイ  彼岸花    サクランボ  くらげ  バラ  community : 写真 : 撮ってみた
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ラーメンとカップヌードル
195_ラーメンとカップヌードル



ゴールデンウィークも終盤、旅先にいる方も多いでしょうね。
今回は食べ物、ラーメンとカップヌードルの特集です。
新横浜ラーメン博物館、という場所をご存知ですか?
その名の通り、新横浜駅近くに建つ、ラーメン関連の展示館なのですが、
どんな場所なのかは写真と共に紹介して行きます。
それから、カップヌードルミュージアム、こちらは以前ETが取りあげましたが(→こちらです)、
ラーメン関係ということで、再び違った観点から登場してもらいました。




新横浜ラーメン博物館の前にあるラーメンディスプレイ
写真では分かりませんが、この赤い箸と麺
上下に動くんですよ
一見手品のようですが、よく観察すると
麺に隠れて芯棒があります
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館内に入るとすぐ右手の壁には
ラーメン特集の雑誌がこれでもか、と並んでいます
ラーメン好きの方、きっと沢山いるんだと思います
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地上部は一階のみで
地下に降りて行く途中には、どんぶりの展示
50個以上はありましたよ
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こうして見るとシュールですね
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これが地下二階です
昭和の雰囲気が濃厚に漂います
高度成長期を目前に控えた暗い街の光景
ここには、本物の食堂が並んでいますので
皆さん、並んで入店待ちです
ちなみに、暗い空は天井に書かれた絵で
本物ではありませんよ
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うーん、昭和、昭和
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エースコックのマスコット
「こぶた」人形
性別はオスだそうです
昭和生まれの方にはおなじみですね
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さて、こちらはカップヌードルミュージアム
ラーメン博物館の暗い地下から
明るい横浜の海辺へやって来ました
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並ぶ並ぶカップヌードル
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これがインスタントラーメン発明者
安藤百福氏です
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チキンラーメンの発売は昭和ですが
明るい雰囲気がありますね
ただ初期のインスタントラーメンは、個人的な感想を言わせてもらえば
まずかったです・・・
どんぶりにインスタント麺とスープの素をいれてお湯をかけ、ふたをして待つ
何も具を入れない工夫のなさがあったとしても
小学生のぼくには、いつも食べきれませんでした
途中で力尽きました
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でもカップヌードルに関しては
上のようなことはありませんでした
いつも完食でしたね
しかし、人工調味料の濃い味
こればかり食べ続けていたら
今、こうしてブログを書いていられなかったかもしれません・・・
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ラーメン、カップヌードル
臨機応変に楽しんで食べるなら、おいしいですね
ここは横浜
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ミュージアムの窓からは海が見えます
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帰路の汽車道には山吹の花
いろいろあったラーメンの思い出を
明るい5月の横浜に置いて行きます
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KJの被写体への興味は広く、何にでも惹きつけられるようです。
ラーメン博物館もことあるごとに、「行こう!行こう!」と言っていました。
ここは人気の地なのか、かなりの人でごった返していました。
中国人や韓国人などアジア系の観光客には特に人気があるようです。
沢山の人とうらぶれた昭和、うぅぅん、なんともはや。
ETはこういう雰囲気は苦手です。
KJのよろずのものへの撮影情熱はどこから湧いてくるのか_謎ですね。
この謎を突き破ればETの写真撮影力も上がるのかもしれません。


tag : 新横浜ラーメン博物館  カップヌードルミュージアム  安藤百福    community : 写真 : 街の風景
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クレマチスの咲くころに
194_クレマチスの咲くころに


クレマチスは品種によっては冬でも咲くが、やはり5月に花を咲かせるものが多い。散歩に行くと結構な数のクレマチスが目に入る。同時に他の花々も元気に春を満喫しているようだ。






太陽のように明るいぶた菜、名前がどうも・・・
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タンポポは終わってしまって空中への旅にいざ、ゆかん!
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ひそやかに開かんとするクレマチスの蕾
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公園の展示室の壁に咲くクレマチス
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若葉の季節
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バイクのミラーに映る新緑の木々
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百合の苗が風にそよいで
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アフリカ産のシラーベルビアナ(おおつるぼ)、色合いが美しい
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遅咲きのチューリップ
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日差しが明るさを増すと、麦わら帽子の登場とあいなるかな
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Irises are bloominng in our garden now.
KJ found a tiny catapillar eating the petal of iris.
What a gourmet catapillar!
Oh, by the way, I've also seen a bird eating flower petals.
What do flower petals taste like, I wonder?




若葉の季節がやって来ました。土の上には成長する植物達、梢にはさえずる鳥達、伸びて行く若い成長力が空気をも若返らせるように感じます。この爽やかな季節の匂いが、ETの写真と共に、皆さまにも伝わりますように。

追伸
ETの英文、花を食べる毛虫から一句(かなり字余り)

むらさき あやめ
みどりのけむし
繭より夏がなりいずる

tag : クレマチス  ぶた菜  タンポポ  おおつるぼ  community : 写真 : 季節の花たち
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澤田美喜 丘の上の十字架
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JR大磯駅を降りると正面に、緑に包まれた小高い丘が見えます。
澤田美喜記念館」 質素な門を通り抜け、木々の間を縫う階段を昇ると
やがて、尖った屋根と十字架が視界に現れます。
この日は雨模様、思い出したように、ふっと太陽が顔を出します。

はずむ息で、入口の扉の前に立ちました。
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Photo by ET


出迎えてくれるのは
おびただしい数の十字架
澤田美喜さんが集めたものです
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そうして手のひら大の人形達
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マリア観音
幼子を胸に抱いています
江戸の昔、潜伏キリシタンの信仰を支えました
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大黒天の袋の中に
磔刑のキリスト
世に認められない物を守り通す事は
逆風の中に立ち続ける事
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孤児達にあたる冷酷な風は
そのまま澤田美喜さんの胸を吹き抜けました
潜伏キリシタンを思い祈る事
それが新たな力を与えてくれたと
美喜さんは語っています
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このマリア像から出て行った力
それはまだこの建物の中に
潜んでいるような気がしました
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二階は礼拝堂
上へ上へと向かう窓の構造
不可視のはしごが掛かっているようです
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再び光の中にマリア観音
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そうして
礼拝堂の奥に十字架
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澤田美喜さんはクリスチャンでした
しかし
クリスチャンでなくとも祈る事はできます
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宗教、信仰
これらの言葉にまとわりつく思いを全て捨て去った時
そこに子供のような自分がいるでしょうか
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一瞬さした光で赤が燃え立ちます
金の十字架が静かにこちらを見つめていました
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大磯は子供のころ母に連れられて、ロングビーチに泳ぎに来たところです。
当時の雰囲気は全く覚えていませんでしたが
今回改めて「えっ、こんな閑散としていたっけ」という印象でした。
駅前の店も数軒でシャッターが下りていましたし
訪れる人の数もちらほらというものでした。

駅から数分の所に古民家を利用した小物やオブジェを
売っている店とリーズブレッドというパン屋さんがありました。
この一画にはほのかな光が当たっているようでした。



tag : 澤田美喜記念館  大磯  十字架  community : 写真 : 街の風景
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そら ソラ 空
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撮影に出掛けて、気が向くとに向けてシャッターを切る。その時、その時のの表情を心に留めるつもりで。パソコンに溜まった写真を見返してみるとかなりの数があるものだと改めて驚く。今日はその中から何枚かを選んで並べてみた。の清涼感を味わっていただきたい。





近くの公園から頭を突き出す煙突と
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純然たる夏のがやさしい
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これは6月の高架塔と電線
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スーパーマーケットのライトと夕方の
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たなびく街路灯
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だるま大師のバックは豪華にい空
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広い空の中の街路灯
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行き怪しげな空とせまりくる高架塔
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冬の夕暮れ、近くの水道路
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横浜の街路灯、11月の空
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東京駅と梅雨時の空
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The sky is blue.

Blue is not only one.
Blue has various versions like light blue, deep blue and whitish blue, etc.
When blue is oversprayed many times, it approaches blakish blue.
However, as light is behind the blue, it turns to be fresh blue.

So is the sky. The sky is a canvas.




空のは光がつくるんですね。本当に空は、ETの言っているように光の「キャンバス」です。空は大地がなければ、空ではなく空間になってしまいます。大地があり、仰ぎ見る上空があり、空気と光があって初めて空が生まれます。惑星地球に暮らす人間の特権ですね。、青、空の青、見上げれば気持ちは青に吸い込まれ、どこまでも高く広がって行きます。青空を反対側、宇宙から見れば、そこはきっと広がった人の気持ちが色となって流れているに違いありません??!!

tag :     街路灯  高架塔  東京駅    community : 写真 : 空の写真
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横浜中華街 日本の中の中国
china town


4月、新年度、始まりの季節ですね。いかがお過ごしですか。
今回は、3月に訪れた横浜 中華街の様子を紹介します。
みなとみらい線の終点、元町・中華街駅、
地下からの階段を出ると、いきなり中華街の入口です。



朝陽門
日の出を迎える東側の門で青が基調です
美しく壮麗ですけれど派手です
ここは日本人の感覚を捨てて
異国情緒を楽しんだ方がいいですね
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通りに入って見上げればの頭像
は神聖な霊獣です
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視線を落とせば周りは「食」で溢れています
この海老は恐らく
豪華な食事をイメージしているんだと思います
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この鳳凰(ほうおう)飾りのすぐ下でも
屋台風の売り場が出ていました
それにしても、商売繁盛の守り神は混沌の中にじっとしています
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さて、狭い通りに入ってみましょう
ここでも孫悟空が派手に迎えてくれました
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薄暗い通りは
千と千尋の世界です
何が売られているんでしょうか
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唐辛子は魔よけで
鯉は開運ですね
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ほう、中国服
中国では赤がめでたく好まれる色
そして盛りだくさんの模様・・・
この服を「見ているだけ」と「着てみる」では、きっと大きな違いがあるでしょう
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中華街は約150年の歴史があるそうです
戦争を挟みながら
たくましい華僑の方々の情熱を感じます
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爆竹
何と youtube で仕入れた知識では
春節の時期、低空にいるお金の神を
撃ち落とすんだそうです
祈りではなく、もはや強奪の域にいませんか
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こちらは可愛い金豚
マスコット、兼貯金箱です
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パンダは友達が沢山いる印(しるし)
お金も友達の多い方がいいですか・・・
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うーん、色々ありました
違いますね
でも面白かったですよ
近いうち、第2弾をやりますか
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中華街の歴史は江戸末期に始まるといいます。
たくましい中国人たちは世界の国々に乗り出し、日本にも居住したわけです。
横浜は足しげく訪れる場所ですが、この中華街にはなんとなく足が遠のいていていました。
思えば今回が初めての訪問です。うぅぅん、なかなかの喧騒の中で人々は食べ歩きを
楽しんでいました。お店の人の呼び込みが活気を帯びていて、中国語も飛び交っています。

日本の中の中国、KJの写真で楽しんでいただけましたでしょうか。

tag : 横浜  中華街    鳳凰  孫悟空  community : 写真 : 街の風景
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春が来た!
190_春が来た!


日本のほぼ真ん中ぐらいにある関東は春の訪れが北国に比べると早い。冬が厳しかったわりには春が暖かく、桜も散り始めているとか。これから季節は寒暖の差が激しくなっていくのだろうか。




2月中旬の森の中、すでに光に春を感じる
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水仙は春告げ花
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水の反射、光の球
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さわやかな緑の間を流れる水、「春が来ましたよ」という声が聞こえてくる
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あじさいをまねているような光の球
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スノーフレークは3月の花
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クリスマスローズ、静かに頭を垂れて
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ヒヤシンス、青がすがすがしい
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白いボケ、花が終わって若葉を出し始めた
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水仙も品種が多く、この花は陽性で華やか
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We have beautiful Japanese words. 花冷え(hanabie) is one of them.
It means coldness in the season of cherry blossoms.
We can say cherryblossom chill.

It was 'hanabie' just on the 21st of Vernal Equinox Day.
It was freezing. It even snowed.

From now on it will be possible to see a lot of cherry petals
falling, which is called 花吹雪(hanafubuki).
Another beautiful Japanese word.





春の訪れ方は、年々変化してきているように思います。光、暖かさなどのプラスイメージばかりでなく、春の嵐、花粉、黄砂等々、マイナスイメージも加わって来ています。それでも、新芽が顔を出し、桜がほころび出すと、心が浮き浮きと動きだしますよね。そして、新緑、新学期、五月の空へと、季節は進み、気分は上昇して行きます。個人個人の諸事情で、そうはならない場合もあるでしょうが、巡る季節の恩恵はいつでも誰でも受けられます。

ETの写真と共に、春の明るさと温もりが皆さまにも届きますように。

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小田原城 刀が道を歩いていた時代
189_小田原城

まだ風の冷たい2月、快晴の日を狙って、小田原城に行ってきました。

北条氏に始まり、幾多の攻撃、地震による倒壊を経た後も天守(閣)は持ちこたえましたが、
一旦、明治に解体の憂き目にあいます。
現在の城は、解体後再建されたものです。

建築は新しくなっても、城内のそこここに、積み重ねられた歴史の匂いが漂っています。


2月の空が、銅門(あかがねもん)に、冷気を届けて来ます
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内側から臨む銅門
太い冠木(かぶき)
眩しい漆喰の白
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名の由来となった
銅の飾り金具
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門の壁に穿たれた狭間(さま)
今はもう外側に敵はなく
のどかな堀が横たわるのみ
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門と共に立ち続ける
巨木のビャクシン
樹齢不詳に
遠い時を感じます
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再び空を見上げれば
端正なパターンが
幾何学模様を描いていました
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階段を昇りつめ
本丸に辿り着くと
SAMURAI館があります
観光に身を委ねていても
そこには刀が道を闊歩していた時代の空気が充満していました
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鯱鉾(しゃちほこ)の尾と頭
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暗い照明の中
甲冑(かっちゅう)が黙って着座していました
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主(あるじ)のいない籠手(こて)が
肉の温もりを求めるように
鎧の大腿部に置かれ
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日本刀の反射光が
微かに何かを呟いていました
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死は道端に転がり
武将の野望が轟(とどろ)いていた
ケースの中の道具達が静かに告げています
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城と共に年を重ねたビャクシン
過ぎ去った光景の匂いが
緑の葉先から漂って来るようです
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SAMURAI館の兜や甲冑は素晴らしい工芸品です。
命を守るために身に着ける鎧ですから、当時の作り手は心をこめて、
一針一魂の心意気で作り上げたのでしょう。
素材やそのつなぎ方には工夫が施されて、出来上がりは、まさに芸術品です。

歴史を伝えるものをみる度に人間の能力に希望と感動を覚えます。

tag : 小田原城  北条氏  甲冑  ビャクシン  鯱鉾  community : 写真 : 史跡・神社・仏閣
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温室のアート
186_温室のアート


冬のある日、寒いので、寒くない場所はどこだろうと考えて、近くの温室に行く。温室には熱帯植物が育つので、温度は高めだ。コートを着ていると暑い位だ。しめしめ。環境が整わないと、落ち着いて撮影出来ない。ひ弱なフォトグラファーだ。

今回はアートな(またはアートと思われる)視点で撮影。





シダ類なんだろうな
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うーん、これは面白い!サボテンの茎
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これは一般的なサボテン
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この植物も名前はわからない、迷路のような枝ぶりが気になってシャッターを切る
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自然な彫刻のトゲトゲトゲ
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これもサボテンらしい、鉢の茶色が効いている
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大きな葉っぱ
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愛嬌のあるサボテン、頭のフワモシャがかわいい
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ソテツの葉みたいな葉、自由に、きままに
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Basically I always want to take an artistic shot
wherever I go.
So I have a tendency not to show its chracteristics
of the place.
Sorry!




冷たい風に吹かれた後、温室に入ると人間はほっとしますが、冷え切ったカメラやレンズは結露して少しの間抵抗します。
「おれたちは精密機器なんだぜ。こんなに温度差があったら働けないよ。」
と、レンズに白い水滴の膜を張ります。そんな時でも、ETはめげずにシャッターを押して写真を撮ります。1枚目のシダがそうですね。これはこれで面白い。手間いらずのソフトフィルターです。まあ、それにしても大切な道具達ですから、帰るとすぐ手入れをして乾燥した場所に置きます。カメラにレンズ、いつもお世話になってます。

tag : 温室  熱帯植物  サボテン  トゲ  アート  community : 写真 : 撮ってみた
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